8月6日の朝、出演者たちのLINEグループに「原爆投下時刻である8時15分に黙祷するように」という旨の連絡がありました。
でも私がそれを確認したのは8時30分を過ぎた頃のこと、「あぁ」と思って画面を見つめました。
朝起きて、着替えて、朝食を食べて。私が変わらぬ日常を過ごしていた間に、74年前の広島には原子爆弾が落とされていたのです。
学校の授業の中で“事実”として学んだ戦争を、この舞台で“体験”してほしい。
私は演技も精神も未熟な高校生だけれど、稽古のたびにハッとすることが沢山あります。その心の動きを私と近い年齢の人たちにも感じてもらいたい。舞台に足を運んでもらいたい。そう思いながら書きました。
稽古場日誌とは離れた文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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あと約1ヶ月半、よろしくお願いします。