今回の稽古場日誌は松本みなみが担当いたします。
劇中では、VRの被験者・河辺朝美という高校生を演じます。
わたくしごとですが、私は今年の3月に大学を出まして、舞台役者をこころざして上京してまいりました。
「太陽が落ちてきた〜すずなりの逸声〜」は、自身、東京で初めて上がる舞台でして、稽古場内外で気合いだの緊張だのに振り回されております。
私がなんとか台本に食らいつけているのは、座組みのアットホームな雰囲気とみなさんの優しさがその緊張やらを和らげてくれるからな気がしています。
先日の稽古では、夕方の休憩時間がいつもより長めに取られました。
休憩に入ると、稽古場のど真ん中にドンと置かれる机。
その上に次々と用意されるお菓子や飲み物たち。
主宰の鷹青さんの計らいで、小さな親睦会を開催することになっていたのです。
この稽古場には、幅広い世代のひとびとが集まっています。こんなにちっちゃなレディースアンドジェントルマンから、私なんかよりずっと人生というものを経験なさっている紳士ご婦人まで。
気を抜くと同世代で固まってしまいがちなのですが、この親睦会を通して、普段あまり交流がないかたともお話できて、とても良い時間になりました。
個人的には鷹青さんにいろいろお話を聞くことができたのも収穫でした。
出演者のみなさん、いろんな思いがあって、この作品に参加されているのだということが分かってきました。
共演者の思いを知ることで、自分自身の持つ思いが共鳴したり反発したりします。それはどうにか転がって、作品へ向かう気持ちを強くしてくれます。
また、俳優たちがそれぞれ持つ思いも熱量に変えて客席に伝えられるのが、演劇の良いところの1つだと思います。
お客さまに熱い作品を届けられますように、今後の稽古も突っ走っていきますよ。
長文だな?
ながながと失礼しました。
とにかく、いいもの作ります!みにきてください!ってことです!
松本みなみ
posted by Seimeiza at 10:01|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
日記